しなやかな心を育み 今を大切に生きる
ブリッジ・フォー・ジョイ 喜びの架け橋
マインドフルネスとは?
マインドフルネス学会では、マインドフルネスの定義を「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」 であり、「なお、“観る”は、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味である」としています。(マインドフルネス学会HP:http://mindfulness.jp.net/)
瞑想には何千年の歴史がありますが、1970年代、マサチューセッツ医科大学大学院のジョン・カバット・ジーンが「瞑想」を体系的にプログラム化し、身体のストレスであるがん、慢性疼痛、心臓病や線維筋痛症に焦点を当てました。1990年代には、ツインデル・シーガル、マーク・ウィリアムズ、ジョン・D・ティーズディールらによって、うつ病の治療のためのマインドフルネス認知療法(MBCT)へと発展し、マインドフルネス認知療法(MBCT)はうつ病、不安、燃え尽き、摂食障害といった認知に焦点を当てています。うつの再発に対して、薬物療法と同様の効果があるという研究結果が示されています。
世界中で、多くの研究が重ねられ、教育、医療、ビジネス、更生など、様々な分野に取り入れられています。日本でも、マインドフルネス関連の本も、相次いで出版されています。
その効果、様々な取り組みについては、これから、さらにご紹介していきたいと思います。
Mindful Birthing 出産のためのマインドフルネス
2015年7月、マインドフルネスを出産・育児に取り入れた、MBCP(Mindfulness based childbirth and parenting)というプログラムがあるのを知り、その開発者である、ナンシー・バーデッキーさんの書いたMindful Birthingを読み、感動して、是非翻訳をさせていただきたいとメールを送りました。
すると、2週間後、ナンシーさんから返事があり、許可をいただきました。その後、今年2016年3月、ニューヨーク州ロチェスター禅センターで開かれた、MBCPを教えるためのトレーニングセミナーを受けてきました。
http://www.mindfulbirthing.org/
現在、ナンシーさんを日本にお呼びして、Mindful Birthingを教えていただく企画を進めています。
また、これからもその進捗状況を報告していきたいと思います。応援、是非お願いします。