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ごあいさつ

こんにちは! Bridge for Joy の戸部浩美です。

このホームページを訪れてくださり、ありがとうございます。

レジリエンスという言葉を聞かれたことはありますか。

レジリエンスは、もともと「弾力」「弾性」という意味の物理用語ですが、やがて、ストレスに負けない精神力、回復力を意味する心理学的用語として使われるようになりました。

簡単に言えば、強い風を受けても折れない柳のような、「しなやかな心」と言えるでしょう。

レジリエンスは、人の性格ではなく、行動や思考に含まれ、誰でもが学習することができ、発展させることができると言われています。(米国心理学会,2008)

学び、訓練することで、ストレスや逆境にあっても折れない心を、自分自身や、子どもたちの中に育てることができたら、素晴らしいと思いませんか。

では、どうしたらレジリエンスを高めることができるのでしょう。

レジリエンスには次の4つの要素が含まれます。

(米国心理学会,2008)

 ■現実的な計画を立て、成し遂げていく力 

 ■コミュニケーション能力と問題解決能力 

 ■自分を肯定的にとらえ、能力を信頼できる力

 ■強い衝動や情動をマネージメントできる力

これまで、自分自身や家族や周りの方々の必要に応えてくれる知識や方法を求めて、多くのことを学んできました。

☆アンガーマネジメント

☆ストレスマネジメント

☆アドラー心理学

☆ポジティブ心理学

☆マインドフルネス

すべてに共通する部分が、このレジリエンスを高め、強めることにつながっていることに気づき、是非、それを皆さんと分かち合いたいと思い、このBridge for Joyの活動を始めました。

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様々な引き出しの中から、皆様の必要に応じて、喜びに満ちた明日への橋を架けるお手伝いができたらと願っています。

略歴

群馬県出身。東京外国語大学ロシヤ科卒業後、翻訳に従事。4人の子育てをしながら翻訳と自宅での英語教室を続ける。出産後、アトピーや喘息が悪化し、様々な健康法を試して、完治した経験と、教室で不登校の子どもたちに関わった経験から、人の健康や幸福を支援する科学的な方法を学びたいと思い立つ。

受験勉強を始め、42歳でセンター試験を受け直し、茨城県立医療大学看護学科に入学。育児・家事・翻訳・英語教室のかたわら、4年間の授業・実習を修了して卒業し、看護師・保健師の国家資格を取得。

筑波大学大学院修士課程で母親のためのアンガーマネジメントプログラムによる介入研究を行い、その結果をつくばグローバルサイエンスウィーク国際学会で発表し、ヤングサイエンティストアワードを受賞。

現在,東京大学大学院博士課程でアンガーマネジメント、ストレスマネジメント、レジリエンスを研究中。

Starfish Story

   

One day a man was walking along the beach, when he noticed a boy hurriedly picking up something and gently throwing it into the ocean.
Approaching the boy, he asked “Young man, what are you doing?”

The boy replied, “Throwing starfish back into the ocean.
The surf is up and the tide is going out.  If I don’t throw them back, they will die.
The man laughed to himself and said, “Don’t you realize there are miles and miles of beach and hundreds of starfish?  You can’t make any difference!”

After listening politely, the boy bent down, picked up another starfish, and threw it into the surf.  Then smiling at the man, he said,

“I made a difference to that one.”                    -Loren Eiseley

ある男が海岸を歩いていると、急いで何かを拾っては、やさしく海に投げている少年がいた。
男が何をしているのかと尋ねると、「波は高くて、引き潮になっているから、ヒトデが死んでしまわないように、海に返してあげているんだよ」と少年は答えた。
男は笑って言った。「海岸は何百メートルも続いているし、ヒトデは何百っているじゃないか。君がそんなことをしても、何の違いもないさ。」
少年は男の話を聞いた後、再びかかんでヒトデを拾うと海に投げると、男にほほえみかけて言った。「違うよ。このヒトデにとってはね。」

結果がすぐに出ることばかりではありませんが、最近、信じて続けて来てよかったなと思えることが、一つ、また一つと示され、温かい気持ちになります。こんな思いを胸に、自分にできる小さなことを続けていきたいと思っています。

目の前にいるあなた、まだ出会ったことのないあなた、

大切なあなたのために。

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